小学生の息子は、いつかは沖縄から東京に引っ越すのだと知っています。
ですから、ふとこんなことを言います。
「ママ、これってとうきょうにもある?」
正直、これを聞くと、ウッと緊張してしまいます。
ないものだったら、かわいそうだな、と。
「とうきょうにも、ラクトアイスってある?ぼく、だいすきなんだ・・・」
「ラクトアイス?!あるある~、東京にもあるよ!」
それを聞いて、ほっとした様子の息子はさらに言いました。
「そっかー!じゃあ、モズレンジャーもあるね!」
カップ入りモズク、「モズレンジャー」。
こどもにも食べやすい、シークァーサー味。
ない。ごめんそれは、ないわ。
会社名からして、「アンマー」って!(アンマーはウチナーグチで「お母さん」の意味)
ぜったい沖縄の会社だし。
でも、恩納村産のもずくは、全国どこでも食べられます。
この子は、恩納村のキャラクター「ナビーちゃん」です。モデルになったのは「恩納ナビィ」。
琉球王朝時代に活躍した、恩納村出身の琉歌の歌人です。
来月私が発表会でうたうのも、ナビーちゃんの恋の歌です。
こう見えてナビーちゃん、琉歌の作風はとっても自由で情熱的なんです。
『彼は山の向こうにいて見えないから~ この山を押しのけちゃいたい~』 という歌です。
見かけによらず、激しいです。
ついに三味線の発表会まで、1ヶ月になりました。
ナビーちゃん、私に力を!
関連記事:
2011/05/20 「もずくが生まれるところ」