恋する歌人、ナビーちゃん

 小学生の息子は、いつかは沖縄から東京に引っ越すのだと知っています。  ですから、ふとこんなことを言います。  「ママ、これってとうきょうにもある?」  正直、これを聞くと、ウッと緊張してしまいます。  ないものだったら、かわいそうだな、と。 恋する歌人、ナビーちゃん  「とうきょうにも、ラクトアイスってある?ぼく、だいすきなんだ・・・」  「ラクトアイス?!あるある~、東京にもあるよ!」  それを聞いて、ほっとした様子の息子はさらに言いました。  「そっかー!じゃあ、モズレンジャーもあるね!」 恋する歌人、ナビーちゃん  カップ入りモズク、「モズレンジャー」。  こどもにも食べやすい、シークァーサー味。  ない。ごめんそれは、ないわ。  会社名からして、「アンマー」って!(アンマーはウチナーグチで「お母さん」の意味)  ぜったい沖縄の会社だし。 恋する歌人、ナビーちゃん  でも、恩納村産のもずくは、全国どこでも食べられます。  この子は、恩納村のキャラクター「ナビーちゃん」です。モデルになったのは「恩納ナビィ」。  琉球王朝時代に活躍した、恩納村出身の琉歌の歌人です。  来月私が発表会でうたうのも、ナビーちゃんの恋の歌です。  こう見えてナビーちゃん、琉歌の作風はとっても自由で情熱的なんです。 恋する歌人、ナビーちゃん  『彼は山の向こうにいて見えないから~ この山を押しのけちゃいたい~』 という歌です。  見かけによらず、激しいです。  ついに三味線の発表会まで、1ヶ月になりました。  ナビーちゃん、私に力を!  関連記事: 恋する歌人、ナビーちゃん 2011/05/20 「もずくが生まれるところ」



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この記事へのコメント
先日近くのSeven Elevenで沖縄モズク・・を見つけました。納豆のsizeでなんと恩納村産と書いてあるではありませんか。うれしくなって三つも買いました。味も良かったです。もずレンジャーもぜひ一度食べてみたいです。
Posted by Notchi at 2011年10月21日 15:04
確かにモズレンジャーは食べやすいですよね~
最近は沖縄県産の商品が県外進出している商品も
多いようなので東京でも食べられる日が近いかも・・・。
株式会社ホクガン(ANMAR)はネットショッピングもあるので
県外に行っても購入できますよ!
http://www.anmar-shop.jp/

でもモズレンジャーはまだなかったです。
Posted by ☆華☆☆華☆ at 2011年10月22日 22:31
☆華☆さん!

 こんなお店があるんですねー、さっそく見てみました。

 これで東京にいても、ジーマーミ豆腐が食べられる・・・大好きなんです。
 東京の沖縄ショップは、大きな街にしかないのでなかなか行けないなぁ、と思ってました。

 ありがとうございます!
Posted by おかめはちもくおかめはちもく at 2011年10月23日 12:37
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