備瀬のフクギ並木にきました。
美ら海水族館の近くにある、観光スポットの並木道です。
入り口には、牛車乗り場がありました。
牛車に乗って、のんびりまわるのも素敵です。
古い集落の中を歩いて巡ることができます。
細い道の両脇には、背の高いフクギが並んでいます。
雨が降っていましたが、並木道の中は雨が落ちてきません。
フクギのトンネルのようになっているんですね。
さて、タイトルの話について。
先日、うちなーんちゅの友達と買い物に行きました。
麦茶のティーバッグを買おうと思っていた私。
「麦茶、どれがいいかなぁ〜」
突然、友人が叫びました。
「麦茶はジャーミー!!」
なに、ジャーミーって。
特においしいの?香ばしいの?
「知らない。でも麦茶はジャーミー!」
明治ジャーミーの麦茶。結局、これを買いました。
沖縄のスーパーならどこでも売っています。
今日も、美しい風景の話から脱線して、沖縄話を進めます。
沖縄には、こういう「○○といえばこれ!」というのが多い気がします。
例えば、先日保育園で配られた、遠足についてのお知らせ。
「持ってくるもの: パンパース3枚」
さっそく、沖縄の友達に冗談まじりに言いました。
「遠足の持ち物に、”パンパース3枚”だって!
うち、マミーポコだけどねー。」
「沖縄では、紙おむつのことを”パンパース”って言うわけさ。」
写真中央、車庫で犬が寝ています。
「沖縄では」という言葉を、よく聞きます。
しかもそういう時のうちなーんちゅは、なんだか恍惚としています。
私と夫くんは、北陸の石川県金沢市出身です。
「金沢では」っていうとき、私、恍惚としてるかな?
たぶん、してないです。
うちなーんちゅは、それだけ地元に誇りを持っているのでしょう。
ちょっと羨ましい気もします。
最近、うちの近所は建設ラッシュです。
田んぼだった土地に、一軒一軒、家が建っています。
建設工事のために、ショベルカーが来ることも多いです。
それを見て、近所の子が言いました。
「ユンボー、来てるばぁよー!」
ユンボー?
あのショベルカーのこと?
「ユンボ」は、「削岩機・掘削機などを載せた大型台車。登録商標名。」だそうです。
しかし沖縄では、重機のことを総称して「ユンボー」と呼ぶようです。
あれ、ユンボー?コマツじゃなくて?
問いただすのは、無粋というものでしょう。
「うん、うん。ユンボーだねー。」
ショベルカーも、ブルドーザーも「ユンボー」なのか?
また一つ、誰かに聞いてみたい質問ができました。
そんなわけで、フクギ並木から出てくると、外は大雨。
一気にびしょびしょになってしまいました。
ゲートボール場から、急ぎ足で帰っていくオバア。
沖縄のオジイオバアは、ゲートボールが大好きです。
フクギ並木で出会ったヤドカリと、離れがたい息子。
最近、どこに行っても息子はヤドカリに会うのです。七夕マジックです。
水筒に入れてきたジャーミーの麦茶を飲みながら、帰ることにしましょう。
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