午前8時。
村営放送で流れる、村長さんからの年頭挨拶で目が覚めました。
あらためまして、今年もどうぞよろしくお願いします。
さて年賀状に、沖縄で雪が降ったときの写真を載せました!
12月のある日。
公民館で、地域のクリスマスパーティが開かれました。
ちょうどその日に合わせたかのように、公民館に雪が降りました。
夢中になって、あそぶ子供たち。
写真左、黄色いお姉さんがメガホンで呼びかけます。
「雪で、会場は大変すべりやすくなっています。気をつけてくださいね」
息子はそり遊びに熱中しています。
みんな順番に並んで、すべり終えると「もう一回!」「もう一回!」と叫んでいます。
大人たちがまわりで押してくれるので、安全でスピードも出ます。
そりの雪道を後ろから見ると・・・・あれ?
すべり台のような骨組みを、雪で覆ってあるような・・・
もうお気づきでしょうか。
これは沖縄で大人気の「降雪イベント」なのです。
かき氷の会社が、冬のサイドビジネスとして行っているサービスだそうです。
沖縄にある遊園地「こどもの国」では、冬になると降雪イベントがあります。
駐車場もなくなるほど、大人気だという降雪イベント。
今回、子供会のクリスマス会に特別に来ていただきました。
雪がすくなくなって、いったん休憩。
スタッフの方々が、雪をもう一度「降らせて」くれます。
巨大ホースから、ドドドドーッと雪が出てきます。
大きなトラック2台と、映画撮影のようなクレーン車が来ていました。
雪国出身の私としては、衝撃的な光景です。
ここまで大がかりな機械を使って、わざわざ雪を降らせるとは・・・
「本物の雪って、こんな~?」
大人たちも、興味津々で見物しています。
「いや、本物の雪はもっとベチャベチャですぐ黒くなっちゃうよ。」
この雪は、かき氷につかう氷を使っているので食べることもできます。
待ちきれない、子供たち。
窓にへばりついて、雪遊び再開を待っています。
大人も子供も、生まれて初めて雪を見た!と大喜びです。
「おーい、クリスマスケーキあるよー」
・・・聞こえてない。
会場の上から、雪が舞い降りているように見えます。
ここから、シャボンのかたまりが出ていました。
本物の雪より、雪らしく見えるのがプロの技です。
みんな、長靴もコートも手袋もありません。
島ぞうり(サンダル)に、Tシャツに、素手の子もいます。
でも寒さを忘れて、1時間以上遊んでいました。
パーティが終わってから、手を見ると真っ赤!
服もびしょ濡れでしたが、みんなとっても楽しそうでした。
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