恩納村の体験センターです。
園児たちが続々と集まってきています。
この日は、「組踊を観よう!」というイベントがありました。
村中の公立・私立保育園の園児たちがホールに集まって、にぎやかです!
保護者も参加できるとのことで、私も行ってきました。
まず、沖縄の古典芸能「組踊(くみうどぅい)」の説明がありました。
子供達にもわかる、簡単な言葉でお話ししてくれました。
地謡(ジウテー)です。
太鼓、琴、三線、笛のみなさんです。
琉球民謡「安里屋ユンタ」を演奏してくださいました。
開演前は、ホールの座席でびよーんびよーんと遊んでいた娘。
お話がはじまると、みんなまじめな顔できいていました。
組踊は、琉球王朝時代から伝わる琉球古典芸能です。
琉球王朝時代、中国(明・清)から来る冊封使たちへのもてなしとして上演されました。
日本の踊念仏・能・狂言をもとにした芸能で、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
まずは、登場人物たちの紹介がありました。
この「組踊」教室、わかりやすくてとってもおもしろかったです!
まず最初に、組踊のダイジェスト版を上演してくれるのです。
「わ~こわいねー!どうなるのかな~?」
司会の方がセリフの解説だけでなく、雰囲気も盛り上げてくれました。
そして、物語のクライマックス直前で、ダイジェストは終了。
「つづきは、これから本物のお話を見てねー」
ということで、その後に省略なしで上演されました。
組踊のセリフは、古文のような古いウチナーグチ、上演時間も長いです。
が、子供たちは静かに、真剣に観ていました。
この教室のわかりやすい構成のおかげだと思います。
貴重な体験をさせてもらいました!
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興味のある方はぜひご覧ください。
ダイジェストは15分あるので、ちょっとだけでも。
役紹介の動画 (↓ こちらをクリック)
http://www.youtube.com/watch?v=tRFvZ3VgEU0
ダイジェスト (↓ こちらをクリック)
http://www.youtube.com/watch?v=XQ2mxF7PNxM