恩納村の南の端にある、「ながはま製菓」に来ました。
お店に入るなり、ガラス部屋に駆け寄る娘。
ここは沖縄の定番お菓子、ちんすこうの専門店。
ちんすこうを作っている工場見学ができるんです。
ちんすこうの由来はいろいろあるようです。(wikipedia)
中国のカステラのような蒸し菓子が起源だとか、ポルトガルの焼き菓子ボーロが伝わったなど。
スペインの伝統菓子ポルボロンとも共通点が多いそうです。
世界のお菓子って、みんな名前がかわいいですね。
琉球王朝時代から伝わるお菓子だそうです。
が、当時は蒸し菓子だったそうなので、現在の物とは全然違ったんでしょうね。
明治時代に、釜で焼くようになったそうです。
米軍基地で使われたクッキーの型を再利用して、今の一口サイズになりました。
どんどん作られています。
ちんすこうは揚げ菓子ではなく、焼き菓子なんですね。
家庭でも簡単に作れるそうです。
ちんすこうレシピです。
最初は少ない分量で作ってみた方がいいそうです。
1.ラード、もしくはショートニング(100g)を常温に戻し、ボウルに入れて薄力粉(200g強)をふるってクリーム状になるまでよく混ぜ合わせる
2.1に砂糖(上白糖または三温糖100g)を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。この際にダマにならないよう注意する。
3.整形してオーブン(170℃で15~17分)で焼く。
ラードの代わりにバターを使うと、普通のクッキーになるようです。
でも、ラードが入ってるところが、おいしさの秘密なんですよねぇ・・・。
沖縄の友達は、フライドポテトもラードで揚げるとおいしいと言っていました。
沖縄は養豚が盛んなので、ラードもスーパーで買えます。
いいにおいに気がついた、息子。
紅芋ちんすこうを・・・
パクリ!
お店に来ると、必ず一人2つずつ、作りたてのちんすこうがもらえます。
これがあったかくって、本っ当においしい!
しかもコーヒーまで用意されています。
事務室コーナーでは、ちんすこうの量り売りをしています。
こういう袋にいっぱい入って、だいたい500円。
工場で買うと、とってもお得なんです。
マンゴー、チョコチップ、ココナッツ、バニラ、パイン、黒糖、チョコ、塩。
1袋、12円です。
おみやげに最適。
地元の友達も、よくこの工場に来てどっさり買っています。
沖縄に引っ越すまで、正直ちんすこうは苦手でした。
ラードがじゅうっとしみ出てくる感じが苦手で・・・。
でも、ながはま製菓さんのちんすこうはサックリしています。
甘ったるくなくて、内地の人にも好評です。
そんなわけで、工場見学リポート。
「パインちゃん」と、
「紅いもおばぁ」と共にお送りしました。
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