今日の海です。
すっかり春らしい色になりました。
バレンタインの生チョコを作って、ご近所さんなどに差し上げてきました。
抹茶チョコの評判がよかったのですが、写真を撮るのを忘れてました・・・。
さて先日、イチゴ刈りに行ってきました。
青い空に映える、銀色のドーム。
ここは、宜野座村です。
この「宜野座ドーム」で、阪神タイガースのキャンプが行われています。
このドームの脇の道を曲がって、山の方に進みます。
森と畑が広がる、のどかな道です。
おっ、かわいい看板が!
目的地は、「宜野座村 農業後継者 育成センター」です。
ありました!
私が家庭教師をしているお家の、お隣さんがこちらのセンター長さんなのです。
ビニールハウスの中で作業中だった、たつやさんを発見。
「あ、どうもこんにちは~。今日はよろしくお願いしま・・・」
「イチゴ、ないよ」
え。・・・またまたぁ~。初対面なのに、いきなり御冗談を~。
「ほんとにないよ~。午前のお客さんが、がんばりよったから~」
たくさんありますが、完熟のイチゴはほとんど残ってないとのこと。
普段は、決められた列のイチゴを採るそうですが、
「今日はいいよ~。あるの全部採って~」
わかりやした!がんばります。
イチゴの甘い香りが、ハウスいっぱいに広がっています。
1人30分で、お持ち帰りはいくら、と書かれていたので、つい真剣になるおかめ。
採りながら、たべる。採って、採って、たべる。忙しい。
しかし遠くから、たつやさんののんびりした声が。
「あっちで作業してるから、終わったらおしえて~」
ゆっくり楽しませていただきました。
このハウスでは、ミツバチを放して花粉交配をしています。
人間の手には目もくれず、花から花へ飛び交うミツバチたち。
・・・春だなぁ~
たくさん採れました!
沖縄でイチゴ栽培が始まったのは、最近のことのようです。(以下、ネット情報)
九州より北では、冬場は電気で温めたりするそうですよ。
でも沖縄は年中気温が高いため、こうして冬でも収穫ができるそうです。
イチゴの赤って、見ているだけで元気が出ます。
しかも太陽の光を浴びて、とってもあまい!
外のベンチでいただくことになりました~
ベンチに近寄ってきた、たつやさんが言います。
「わしミルク、かけるか?」
「わしミルク?」
「沖縄では、イチゴはわしミルクかけて食べるわけさ」
そう言って、軽トラックでどこかへ探しにいってくれた、たつやさん。
なかった~、と残念そうに戻ってきました。
いま調べてみました。
わしミルクは、鷲マークの「ネスレ・イーグルコンデンスミルク」。
現在では販売されていないようなので、たぶんコンデンスミルクを「鷲ミルク」というのでしょう。
沖縄って、こういうのが多いですね。おもしろい。
さて、宜野座村のイチゴ刈り情報です。
開催日程:月~木曜/10:00~12:00・14:00~16:00、土曜/10:00~・11:00~
開催場所:沖縄県宜野座村 農業後継者育成センター イチゴハウス
料金 :中学生以上1200円、小学生700円、幼稚園以下3歳まで500円 ※予約制
電話 :宜野座村農業委員会事務局 098-968-5102
キャンプ見学の帰りに、イチゴ刈りを体験してみては?
というわけで、おなかいっぱいイチゴをたべて、おみやげにトマトまで頂きました。
後日、家庭教師先のお母さんに言いました。
「とってもおいしかったです!でもなんだか申し訳ないくらい、良くして頂いて・・・」
するとお母さんはおっしゃいました。
「たつやさんはね~、人の幸せが自分の幸せって人だから!」
・・・いや~すごい。
立派な人がいるものだなぁと思って、さらにほんわかした気持ちになりました。
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