6月5日は、沖縄の「ユッカヌヒー」でした。
ユッカ=4日、ヌ=の、ヒー=日、旧暦の5月4日です。
朝から、村の港に来ました。
港の水揚げ場の人たちが、一心に見つめる先にあるもの、
巨大テントの下のオジイオバアたちがじっと見守る先にあるもの、
それがこの、ハーリーです。
中国から伝わったといわれるドラゴンボートで、毎年この日にレースが行われます。
1チーム12人が乗り込み、次々にスタート地点へと出発していきます。
村にある会社やお店、公民館などのチームが出場しています。
夫くんの職場チームも出場しました。
向こうの方に、左に向かって進んでいるハーリーが見えます。
「チバリヨー!!(がんばれー)」と大きな声援が飛び交います。
ハーリーは、湾の右側からスタートし、左にある旗を回って、右に戻る。
これを2回繰り返してタイムを競います。
戻ってきました、村の居酒屋チームと、村のダイビングショップチーム。
チームの本気度が、遠くからでもビンビン伝わってきます。
大会前には、ハーリーが貸し出され、各チームが練習できるそうです。
一糸乱れぬ漕ぎっぷりから、ハーリーの伝統の重みを感じました。
息子は小学校のともだちに会って、大喜び。
ともだちのパパを一緒に応援しました。
どこに行っても、必ずともだちに会うのが、息子。
家族で一番顔が広いんです。
この日は真夏日。
ながーい梅雨の曇り空から、急に30度の猛暑になりました。
あれ?あたりは視界がまっしろになるくらいの暑さなのに、気がつけば、私の視界はどんどん暗くなっていく・・・・
ハーリーを観戦して1時間。あっという間に熱中症ぎみになりました。
このあと慌てて家に戻り、夜までのびていました・・・
沖縄の天気は激しいです。