お隣の読谷村にある、「やちむんの里」です。
ちょっと前ですが、年に一度の陶器市に行ってきました。
「やちむんの里」の地図です。
この一帯に、やちむん(焼き物)の14の窯元が点在しています。
入り口の駐車場に車を停めて、そこから歩いてまわります。
やちむんを作る工房と、やちむんを焼く窯、お店も一緒に並んでいます。
どこでも自由にまわれて、実際にやちむんを作ることもできるそうです。
軒先まで、作品が所狭しと並んでいます。
お店の脇の土にも、直接置かれていますね~
沖縄の土は、赤土です。
やちむんにも、南国の果物を育てるにも、この赤土がいいそうですよ。
工房の中にはいってみましょう。
各工房に、やちむんがズラリ。
しかも工房によって、色使いや風合いが違うんです。
ながめていると、時間を忘れてしまいます。
えぇ、ここでやちむんの説明を・・・。
やちむんの歴史は約800年。
アジアの交易地であった琉球は、中国、朝鮮、日本、東南アジア諸国の影響を受けながら独自の焼き物を形成した。
17世紀、琉球王朝は陶器産業発展のため、那覇市壺屋に窯場を集めた。
近年は、那覇市の都市化により、煙害の問題が発生。
1970年代、読谷村に作家たちを招致し、現在では壺屋に並ぶ、新たな産地となっている。
・・・とのことです。今、調べました。
子供たちも、おもしろそうにやちむんを見ています。
やちむんの里は上り坂になっていて、ちょうどいいお散歩コースです。
ワンちゃんを連れているお客さんもたくさんいました。
サンタシーサーが!
陶器市が開かれたのは、クリスマスの頃でした。
もう、去年のことなんですねぇ~
坂に建てられている、巨大窯。
いくつもの工房が、共同で使っているそうです。
やちむんの窯も、屋根は赤瓦です。
工房には、日頃からたくさんのやちむんが置かれているようです。
いろんな所に棚があって、これを見るのも楽しいです。
やちむんには赤土だけでなく、サトウキビ灰やサンゴ石灰も使われるそうですよ。
沖縄の自然がつまっているんですね~
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