オジイたちの大好物とは?~遊具作り後編~

おかめはちもく

2012年03月30日 10:07

 前回の続きの、3日目。  いい天気です。  仕事が終わって見にいくと、屋根が完成していました。  今日のTシャツは、「YES!」。  腰に手。  「おい、設計士!つぎは?」  オジイたちの態度も、すっかり遠慮がなくなりました。  設計士と呼ばれるのには、わけがあります。  2日目の夕方、重大なミスに気がつきました。  いっちばん最初に立てた、4本の柱の位置が左右逆だったのです。  本来なら、高い方の屋根は左、低い方が右にくるんです。  でも最初の木材の位置が違うので、なおすには全部解体しなければ・・・。  話し合いの結果、2階部分は設計書と左右反対にしました。  そのために、「設計士」として、がんばりましたよ。  午後は、子供たちも連れてきました。  子供たちは、大きな遊具にびっくり!  さっそく遊びはじめました。  この写真からは、息子が撮影しました。  自動ドライバーで、ビゥーンガガガと取り付けます。  この音だけで下手さが伝わるものらしく、最初はみなさんに失笑されていました。  が、だいぶ上達しました。  左手で押さえながら使うのが、ポイントだそうです。  これは2階に上がるためのステップです。  アメリカ製のおもちゃは、絶対に壊れないように作ってあるみたいです。  1枚の板を前から2本で留めたら、後ろから4本のネジで補強する感じです。  だから、とにかく時間がかかる!  明らかに疲れが見える、オジイ二人。  「あの・・・そうだ!完成したら、ヒージャー食べましょうね」  オジイたちの目がキラッと光りました。  「ヒージャーか・・・・」  遠い目になる、オジイたち。  お二人の頭の上に、ポワワンと雲が見えます。  なにかおいしいものを想像してる様子。  オジイ1 「今だったら、イノシシかな・・・」  オジイ2 「山に10くらい、しかけてるんだろう(ワナを)?」  照れくさそうにうなずく、オジイ1。  ちなみにお二人だけでの会話は、100%ウチナーグチです。  たぶんこんなこと話してるんだろうな、くらいはわかりました。  設計会議をする、4人。  終わりが見えない感じでしたが、だんだんできてきましたね。  2階から見下ろすと、けっこう高いです。  いよいよすべり台をとりつけて・・・  というところで大雨が降って、けっきょく作業はまる4日かかりました。  こうして、やっっと完成しました~!!  本当はこれにブランコが2つつきますが、場所の都合でつけませんでした。  それでも、このサイズ。なんてアメリカン。  イノシシがかかったら、すぐにオジイから連絡をもらえるそうです。  最初は、イノシシを食べるのに抵抗がありました。  が、作業中ずっとそのおいしさを聞かされていたので、一度食べてみたい!  またイノシシパーティの際には、ブログに書きますね。  明日はブログ、お休みします。
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