前回からの続き、国頭村産業まつりです。
ずっと来てみたかった、こちらのお店。
お店の壁には、こんな絵が。
「クニガミドーナツ」です。
村のケーキ屋さんたちが共同で開発したそうですよ。
このヤンバルクイナのマークがかわいい!
卵、牛乳、動物性油脂を使わずに作ったという、このクニガミドーナツ。
材料にもこだわっていて、県産の小麦粉、タピオカ粉などを使っています。
季節ごとに、国頭村特産のパイナップル、タンカン(柑橘系)、からぎのフレーバーもあります。
お祭りのときは、タンカンドーナツがありました。
タンカンの甘酸っぱさがドーナツに合っていて、とってもおいしかったです!
これは、特産のからぎ茶(シナモンティー)です。
さっきドーナツを食べていたヤンバルクイナたちが、葉っぱをついばんでいます。
このマークも、おしゃれでかわいい!
そういえば、ヤンバルクイナをデザインした小物って多いんです。
なんでこんなに多いんだろう?と考えました。
ここで、ヤンバルクイナのwiki情報を。
1981年に未知の新種と認定され、「ヤンバルクイナ」と名づけられた。
それ以前にも、地元の人達には知られていて、「アガチャ(あわて者)」と呼ばれていた。
ほとんど飛べない。
日本の天然記念物、国内希少野生動植物種に指定されている。
1985年には推定1800羽いたが、2005年には700羽まで減少している。
20年で半分以下の700羽って!大変です。
現在、ネオパークオキナワで人口繁殖が進められています。
そんな危機的状況を知ってか知らずか、のんきな顔のヤンバルクイナ。
赤いくちばし、赤い足、しましまのお腹が特徴です。
これは紅型工房「守紅」さんの、マース(塩)お守りです。
沖縄には、他にも絶滅危惧種の生き物がたくさんいます。
その中でも、この特徴的なかわいさが、人気の秘密なのでしょう。
つい抱きしめたくなるかわいさ!
しかも、ヤンバルクイナは「飛べない鳥」です。
春、子育ての時期になると、エサを探すために森を歩き回ります。
そして道路に出てしまい、交通事故に逢うことも多いのです。
がんばれ、ヤンバルクイナ!
という気持ちが、小物デザインにも表れているのでしょう。
商品の売り上げの一部が、保護に充てられるものもあります。
国頭村では、ヤンバルクイナシールを貼った車をよく見かけました。
みんなに愛されているヤンバルクイナが、順調に増えていくといいですね。
今度はパイナップルの季節に、パイナップルドーナツを食べに行こうと思います。
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